TOPページに戻る

ドウベエ「ダイソンが…殺された!?」
ある朝、街の工事現場で大工のダイソンが血を流して倒れているのが見つかった。

サギエル「第一死体発見者は私です。死亡推定時刻は午後8時。刃物で急所をひと突き、即死だったでしょうね。凶器は見つかっていませんが、刃型から短剣だと思います」
ゴンベエ「ひええっ、恐ろしいことだべ…王様に報告するだよ…国が捜査して犯人を捕まえてくれるべ」
エミー「それが、王国は下々の争いには関与しないということで、相手にしてくれなかったのよ」
ドウベエ「…昨日、この街に来た外の人間はいたか?」
スミス「いねえよ。昨日の午後からは外の人間は街に来ていない」
ドウベエ「ならば…犯人は、この街の中に居る!」
エミー「残念だけど、そうなるわね」

ドウベエ「ふっ…この道具屋探偵ドウベエが、また難事件を解決するときが来たと思わんかね?助手のニルス君」
ニルス「勝手に助手にしないでくれ。あと、『また』って、事件なんて今回が初めてだろ。あーあ、こんな面倒になるならこの街に住み着くんじゃなかったぜ」
ドウベエ「ふむ…皆にうざがられてるおまえの逆恨みの反抗ということも十分ありうるな。昨日の8時頃、お前は何をしていた?」
ニルス「勇者様のこの俺を疑うのか?」
ドウベエ「ダイソンは禁断の最強武器・トールハンマーを仕事にも使い、俺を勝負で何度も倒した、かなりのつわものだ。なんでも王国から騎士隊長にするという誘いまでをも断り、大工一筋に生きてきたそうだが…。そのダイソンを倒せる実力のある奴が真っ先に疑われるのは当然。もっともお前はダイソンより弱い気もするが、不意打ちならな」
ニルス「…その時間は寝てたよ。いつも寝てるだろ?」
ドウベエ「8時に寝ていた?お前はいつも寝てばかりいるが、その時間はエミーの店で飲んでる事も多いだろ。お前が寝ているのを見たやつはいるのか?」
ニルス「…たしかパン屋のスーザンおばさんが集金に来たけど、寝ていて取れなかったって言ってたよ、今朝」
ドウベエ「なるほど。スーザンのところに行ってみよう」

次のページへ

TOPページに戻る